さて、イギリス旅行7日間の観光については
書き終えましたが あちらでは色んな事がありました。
その中で 忘れられないものにあちらで作った料理があります。
イギリスに行く事になって 宿泊はホテルとも考えていたのですが
婿殿の弟くんが仕事の都合で家を出て 別に住んでらっしゃることもあり
部屋が空いているということで 宿泊させていただくことになりました。
その時に婿殿から
「宿泊していただくのは 全然構わない。
ただ、ぼくの母は 亡くなって居ないでしょう
そのために食事が十分なおもてなしが出来ないことが
申し訳ない…と、父が気にしている」と言われました。
その時に私が
「それは心配しないで。
大姫はもう、奥さんだし 私も居るから あちらでは
ご飯を作ることも考えているから・・・」と返事したのでした。
そういういきさつもあって イギリスでは2回お料理を作りました。
出発前から 何を作ろう・・・?と考えて いくつか候補が上がりましたが
材料は売っているだろうか? 調味料は揃うかな?などの心配もあり
無難なカレーにすることに決めました。
野菜はみんな揃いそう。
薄切り肉は無いそうだけど 固まり肉はあるらしい。
ルーは日本から持参しました。
お米も持っていこう…でも、炊飯器は無いそうだし
お鍋では そんなにたくさんは炊けないので 5合だけにしました。
私の作る『ツナと湯で野菜のサラダ』が 婿殿が好きなので
それも一緒に作ることにしました。
いよいよカレーを作る日
この日はフィッシュ&チップスを食べに行った日でした。
帰りにスーパーに寄って 材料を買うことになっていたのに
帰り道 大姫が急に腹痛になり 家に直行となりました。
そのため 買い出しは そのあとに私と婿殿の二人で・・・
これで予定時間より遅れました。
こちらが婿殿宅のキッチンです。
(広い〜〜!!)
いざ作るときになっても 大姫が回復しないので
一人で調理を始めたのですが まず、イギリスの包丁が切れない(><)
今から思えば包丁じゃなく ナイフだったのでしょうね
日本の包丁のように使ってはダメだったのでしょう
皮が上手く向けない 上手く切れない 時間がかかる・・・
これでは 出来上がるのが一層遅くなる…で、思わず
「HELP ME」と言って、お手伝いしてもらいました(;´Д`)
慣れた手つきで 下準備していただけたので 大助かり。
後は私が炒めて 煮込んで カレーを仕上げました。
ローリエも、隠し味のお醤油も 日本から持って行きました。
私は、隠し味にもう1つ コーヒーを入れるんだけど 婿殿に
「インスタントコーヒーはどこ?」と聞くと
カレーにコーヒーを入れることに婿殿がびっくり(笑)
「少しだけね」と言って 投入しました。
人参と キャベツと ほうれん草の茹で野菜とツナを
マヨネーズで和えるだけのサラダは 簡単にできると思っていたら
マヨネーズが日本のものと違っていて思うような味じゃない・・・Σ(゚д゚lll)
こっそり婿殿を呼んできて
「日本のと味が違うんだけど 皆は(イギリス人は)これで大丈夫?」と聞くと
OKが出たので お皿に盛りました。
みるくと大姫が 日本のカレーを作ると聞いて おばあさまも 弟妹カップルも
食べる気満々で 勢ぞろい。
どうしよう〜〜〜(;´Д`) お米5合で足りないし・・・(^_^;)
「日本から これだけしかお米を持ってこなかったので
足りない人は パンで食べてね。」と 婿殿に通訳してもらって
お出ししたのでした。
そんなドタバタで仕上げたカレーでしたが 皆が
「美味しい」と言ってくれた時は ホッとしました。
「このカレーは みるくのひみつのレシピなのか?」と
妹ちゃんが聞くから
「教えても良いけど 驚くものが入っているかも・・・」
「ねぇ?」と婿殿を見ると 婿殿が「知らない方が良いよ」と言ったの。
「何? 何なの?」と聞く妹ちゃんに
最後まで インスタントコーヒーが入っているとは 教えない婿殿でした。
もう1日は 大姫の作るピザ。
ナイフが切りにくいことや 初めて使うオーブンで 大姫も戸惑いましたが
何とか出来上がりました。
ピザと同じ材料でできるので 私がパスタも作りました。
これまた 皆が食べるというので 急遽 持って行っていた
クリームシチューも作りました。
10人近い人数のお料理を 慣れない調理器具
それに、初めての台所では とても大変でした。
なんとかこなせて良かったです。
(バタバタと作って すぐに食べてもらったので
お料理の写真がなくてすいません_(._.)_
そういえば 最後に大姫が一言
「今回は お母さんが居てくれて良かった。
今後は 私が一人でしないといけないのよなぁ・・・。
あんなたくさんの料理 一人で自信ないなぁ・・・」だって。
「そうよなぁ。もう、婿殿の奥さんとして来ているんやもんね。
息子のお嫁さんやもん。 お料理は作らないとね。
でも、大丈夫。 年数を重ねるたびに
だんだんお料理も早く作れるようになるわ。
それに、次回はちい姫が一緒に来たいらしいし
ちい姫に手伝ってもらえば。」
なんて会話してました。
が、なんなら 私が次回も同行しても良いんですけど〜〜。
そう言いたいほどイギリスは 何度でも来たいと思うところでした。
続く。
次回は 私が買ってきたものをアップして
旅行記は 最終回にしたいと思います。
(まだ終わらんのかい(;´Д`))