さて、京都の紅葉、京料理とアップしたので
今日は 京都のお土産についてお話をしましょうね。
やはり、皆さんが一番に思いつくのはこれでしょうか?
ちょっと、お皿と一体化しちゃってますが^^;
↑これの名前、皆さん知ってらっしゃいますか?
「おたべ?」「えっ!夕子じゃないの?」「聖(ひじり)でしょ?」
↑のような名前が出るかも知れませんが 全部正解です。
ちなみに
、「八つ橋?」と思った方・・・
八つ橋はこれです↓
これは、ちょっと細かくカットしてあるタイプですが
「八つ橋」は このカリカリタイプのものです。
そして、
「生八つ橋?」と思った方・・・
生はこれを言います
袋に入っていて見え難いですが ぺラーンとした
ニッキと抹茶味がある生タイプの菓子です。
では、なぜ「おたべ」、「夕子」、「聖」の全部が正解かというと
作っている会社が違うのです。
これら全部、正式には
『粒あん入り生八つ橋』と言います。
井筒からは『夕子』、聖護院からは『聖』、おたべからは『おたべ』という名前で発売されています。
しかし、どの会社でも
「生八つ橋」と
「八つ橋」の商品名は統一されています。
なぜ
「粒あん入り生八橋」だけ 会社によって名前が違うのか・・・
それは、
最初、八つ橋は井筒と聖護院という2つのお店が作っていました。
当初「粒あん入り生八橋」は無かったのです。
それ後、後から出来たお店が、生八つ橋に餡を包んだ商品を作り
『おたべ』と名付けて売り出したのです。
それが大ヒット!そのお店は、店名も
『おたべ』と改名したのでした。
「つぶあん入り生八つ橋」は、後から出来たお店が開発し、老舗がマネをしたという形です。
まさか商品に、他店の店名「おたべ」とは 付けられませんよね(笑)
で、皆さんが京都旅行に行く知人に
「粒あん入り生八橋」を買ってきて欲しい時
「おたべ」や「夕子」などと言わず「餡子が入って三角にたたんだやつ」とか、ちゃんと「粒あん入り生八橋」と言ってあげましょうね。
もし、その方が駅や、普通のお土産やさんで購入する時はいいですが
井筒や、聖護院のお店に入った場合、
他店の商品は無いのでパニくる場合がありますので・・・
それにたとえば聖護院で「夕子ってこれですよね?」なんて言ったら
正直、ちょっとムッとされますから・・・(笑)
ただ、最近では粒あんだけでなく
栗餡、
紫芋餡、それに
黒ゴマタイプに
チョコなど 色々な種類が出ていますので ややこしいかもしれません。
聖護院や、井筒や、おたべの本店&支店に行った時
「いろんなお店から、色々な味が出てるけど 今日はこちらのこの味を買いに来たんです」とか
「こちらのこの味が一番好きなんです」と言ってみるのも良いかもしれません。
きっと、喜ばれると思います。
でもね…できれば皆さん、是非京都に来て いろんな「粒あん入り生八橋」の味を楽しんでくださいませ〜美味しいよ♪